iPhone SE2・SE3はいつまで使える?iOS 27対応状況と買い替え時期を解説

「iPhone SEを長く使っているけれど、そろそろサポートが終わるのでは?」

「iPhone SE2やSE3は、あと何年くらい使える?」

新しいiPhoneが発表されるたびに、このような不安を感じる人も多いのではないでしょうか。

結論からいうと、iPhone SE第2世代とiPhone SE第3世代は、2026年10月時点でiOS 27に対応しています。そのため、現在問題なく動作している端末を、サポート終了への不安だけで慌てて買い替える必要はありません。

ただし、「最新のiOSに対応していること」と「快適に使えること」は別の問題です。バッテリーの劣化、ストレージ不足、ホームボタンの故障、使いたいアプリへの対応状況なども確認する必要があります。

この記事では、iPhone SE2・SE3がいつまで使えるのか、iOS 27への対応状況、バッテリー交換と買い替えの判断基準を、現在iPhone SEを使っている人の目線で解説します。

この記事の結論

  • iPhone SE第2世代と第3世代はiOS 27に対応している
  • Appleから具体的なサポート終了日は発表されていない
  • SE3は、今すぐ買い替える必要性が低い
  • SE2も、動作やバッテリーに問題がなければ引き続き使える
  • バッテリー以外にも複数の不具合がある場合は買い替えを検討する
  • SE2・SE3はApple Intelligenceには対応していない

※記事内容は2026年10月時点の情報です。OSや修理サービスの対応状況は今後変更される可能性があります。

まず自分のiPhone SEが何世代か確認しよう

iPhone SEには、第1世代、第2世代、第3世代があります。外見がよく似ているため、見た目だけでは判断しにくい場合があります。

次の手順でモデル名を確認できます。

  1. 「設定」を開く
  2. 「一般」をタップする
  3. 「情報」をタップする
  4. 「機種名」または「モデル名」を確認する

ここに「iPhone SE(第2世代)」または「iPhone SE(第3世代)」と表示されていれば、iOS 27に対応しているモデルです。

モデル 発売年 チップ 通信 iOS 27
iPhone SE 第1世代 2016年 A9 4G 非対応
iPhone SE 第2世代 2020年 A13 Bionic 4G 対応
iPhone SE 第3世代 2022年 A15 Bionic 5G 対応

特に注意したいのは第1世代です。第1世代はiOS 27には対応していないため、SE2やSE3と同じ条件では判断できません。

iPhone SE2・SE3はiOS 27に対応している

Appleが公開しているiOS 27の対応機種には、iPhone SE第2世代以降が含まれています。

つまり、次の2機種はiOS 27へアップデートできます。

  • iPhone SE第2世代
  • iPhone SE第3世代

「古いiPhone SEだから、もう最新のiOSは使えない」と思っている人もいるかもしれません。しかし、2020年発売のiPhone SE2も、2026年のiOS 27に対応しています。

アップデートの有無は、次の手順で確認できます。

  1. 「設定」を開く
  2. 「一般」をタップする
  3. 「ソフトウェアアップデート」をタップする
  4. 利用できるアップデートが表示されるか確認する

アップデートする前には、iCloudまたはパソコンへバックアップを取っておくと安心です。また、十分な空き容量を確保し、充電器につないだ状態で作業することをおすすめします。

アップデート前に確認すること

  • 写真や連絡先をバックアップする
  • ストレージの空き容量を確認する
  • Wi-Fiへ接続する
  • 充電残量を確保する
  • Apple Accountのパスワードを確認する

バックアップ方法が分からない場合は、次の記事も参考にしてください。

iPhone SEをiCloudにバックアップする方法

iOS 27対応なら、まだ何年も使えるのか

iOS 27に対応していることは、まだ現役で利用できる大きな材料です。ただし、iOS 27に対応したからといって、次のiOSやその次のiOSにも必ず対応するとは限りません。

Appleは、将来のiOSについて対応機種を事前に確約していません。そのため、「iPhone SE2は何年まで使える」「SE3は何年にサポートが終了する」と、現時点で正確な年を断定することはできません。

ネット上では「2027年まで」「2028年まで」といった予想を見かけることがあります。しかし、これらはAppleの正式発表ではなく、過去の傾向から推測した情報です。

確実にいえるのは、2026年10月時点ではSE2・SE3ともにiOS 27対応機種であるということです。

毎年秋ごろに新しいiOSが発表されたら、Apple公式サイトで対応機種を確認しましょう。

「使えるかどうか」は6つの条件で判断する

iPhoneが使えるかどうかは、iOSへの対応だけでは決まりません。次の6つをまとめて確認する必要があります。

1.新しいiOSに対応しているか

最新のiOSに対応していれば、新機能に加えて、不具合修正やセキュリティ対策も受けられます。

SE2とSE3はiOS 27に対応しているため、現時点ではこの条件を満たしています。

2.セキュリティ更新を受けられるか

最新iOSの対象から外れた後も、重大な問題への対策として、古いiOS向けのセキュリティ更新が提供される場合があります。

ただし、いつまで提供されるかは保証されていません。銀行、クレジットカード、ネットショッピングなどで使用する場合は、セキュリティ更新の状況を特に意識しましょう。

3.普段使うアプリが動くか

LINE、銀行、決済、交通系、動画配信などのアプリには、利用できるiOSの条件があります。

iPhone本体が動いていても、必要なアプリが更新できなくなれば、実用上は使い続けるのが難しくなります。

App Storeでアプリを更新できており、「このiOSには対応していません」などの表示が出ていなければ、慌てて買い替える必要はありません。

4.バッテリーが一日持つか

古いiPhoneで最初に困りやすいのがバッテリーです。

朝に100%まで充電しても昼や夕方に電池がなくなる場合、iPhone本体の寿命ではなく、バッテリーだけが劣化している可能性があります。

バッテリーを交換すれば、さらに長く使えるケースも少なくありません。

5.故障や動作の遅さがないか

次のような症状が頻繁に出る場合は、継続利用について見直す時期です。

  • アプリが頻繁に終了する
  • 画面が固まる
  • 勝手に再起動する
  • 充電できないことがある
  • ホームボタンやTouch IDが反応しない
  • 本体が異常に熱くなる
  • 画面やバッテリーが膨らんでいる

一時的な不具合であれば、再起動によって改善する可能性があります。

iPhone SEを再起動・強制終了する方法

6.修理できる状態か

Appleによると、Appleが販売店への製品供給を停止した日から最低5年間は、修理サービスや部品の提供を受けられるとされています。

供給停止から5年以上7年未満の製品は「ビンテージ製品」となり、部品の在庫などによって修理できるかどうかが変わります。7年以上経過した製品は「オブソリート製品」となり、原則としてハードウェア修理サービスが終了します。

ここで基準になるのは発売日や購入日ではなく、Appleが販売店への供給を停止した日です。そのため、発売年だけを使って正確な修理終了日を計算することはできません。

iPhone SEのバッテリー状態を確認する方法

買い替えるか迷ったら、最初にバッテリーの状態を確認しましょう。

  1. 「設定」を開く
  2. 「バッテリー」をタップする
  3. 「バッテリーの状態と充電」をタップする
  4. 「最大容量」を確認する

最大容量は、新品時と比べて現在どのくらい充電できるかを示す目安です。

Appleによると、iPhone 14以前のバッテリーは、理想的な条件ではフル充電サイクルを500回繰り返した後も、本来の容量の80%を維持するよう設計されています。

最大容量が80%前後になっていても、すぐに使用できなくなるわけではありません。ただし、電池の減りが早くなったり、突然電源が切れたりする場合は、バッテリー交換を検討する時期です。

「バッテリーの状態」の付近に「サービス」と表示されている場合も、交換を検討しましょう。

バッテリー交換を検討したい症状

  • 最大容量が80%前後まで低下している
  • 「サービス」と表示されている
  • 外出中に一日持たない
  • 残量があるのに突然電源が切れる
  • 充電後すぐに残量が減る
  • バッテリーが膨張している

バッテリーを長持ちさせる方法については、こちらも参考にしてください。

iPhone SEのバッテリーを長持ちさせる方法

iPhone SE2はいつまで使える?

iPhone SE第2世代は2020年に発売され、A13 Bionicチップを搭載しています。2026年10月時点でiOS 27に対応しているため、OSだけを理由に使用をやめる必要はありません。

電話、メール、LINE、Web検索、動画視聴、キャッシュレス決済などが問題なく使えているなら、まだ実用的です。

一方、発売から年数が経過しているため、端末によってはバッテリーや内部部品の劣化が進んでいます。

SE2では、次のように判断すると分かりやすいでしょう。

現在の状態 おすすめの判断
動作に問題がなく、バッテリーも一日持つ そのまま使う
電池の減りだけが早い バッテリー交換を検討する
容量不足だけが問題 写真や不要なアプリを整理する
バッテリー、画面、ボタンなど複数の不具合がある 修理費と買い替え費用を比較する
5G通信や新しいAI機能を使いたい 対応機種への買い替えを検討する

SE2は5G通信に対応していません。ただし、普段の利用場所で4G通信に不満がなければ、それだけで買い替える必要はありません。

iPhone SE3はいつまで使える?

iPhone SE第3世代は2022年発売で、A15 Bionicチップと5G通信に対応しています。

iOS 27にも対応しており、SE2より新しいため、2026年時点では比較的余裕のあるモデルです。

バッテリーや本体に問題がなく、現在の画面サイズやカメラ性能に満足しているなら、年数だけを理由に買い替える必要性は低いでしょう。

特に、次のような人はSE3をそのまま使いやすいと考えられます。

  • ホームボタンとTouch IDを使い続けたい
  • 小型で軽いiPhoneがよい
  • 電話、メール、LINEが中心
  • 5G通信を利用したい
  • 大画面や高性能カメラを必要としていない

反対に、画面の大きさ、電池持ち、カメラ性能、Apple Intelligenceなどを重視する場合は、新しい機種へ移行する価値があります。

SE2・SE3はApple Intelligenceに対応していない

注意したいのがApple Intelligenceへの対応です。

iPhone SE2とSE3はiOS 27をインストールできますが、Apple Intelligenceには対応していません。

Apple Intelligenceを利用できるiPhoneには、対応する高性能チップやメモリなどの条件があります。iOS 27に更新できる機種が、すべてApple Intelligenceを使えるわけではありません。

ただし、Apple Intelligenceが使えないからといって、電話、メール、Web検索、写真撮影、地図、決済などの基本機能が使えなくなるわけではありません。

Apple Intelligenceを使わない人

現在の機能で困っていなければ、Apple Intelligence非対応だけを理由に買い替える必要はありません。

文章の要約や高度な写真編集、新しいSiriなどのAI機能を積極的に使いたい場合は、対応するiPhoneへの買い替えを検討しましょう。

買い替えずに使い続けてもよい人

次の項目に多く当てはまる場合は、現在のiPhone SEを使い続けても問題ない可能性が高いです。

  • 電話や通信に問題がない
  • 普段使うアプリを更新できる
  • バッテリーが一日持つ
  • ストレージに空きがある
  • ホームボタンとTouch IDが正常に動く
  • 画面割れやバッテリー膨張がない
  • カメラ性能に不満がない
  • Apple Intelligenceを必要としていない

新しいiPhoneが発売されたからといって、今使っているiPhoneが急に使えなくなるわけではありません。

必要な操作が問題なくできているなら、買い替えを急がず、そのまま使うのも合理的な選択です。

買い替えを検討したほうがよい人

次のような状態なら、修理だけではなく買い替えも比較してみましょう。

  • バッテリー以外にも複数の故障がある
  • アプリが頻繁に落ちる
  • ストレージ不足を何度も繰り返す
  • 必要なアプリが対応しなくなった
  • 画面が小さく文字を読みにくい
  • カメラ性能に強い不満がある
  • Apple Intelligenceを利用したい
  • 修理費が中古端末や新機種の購入費に近い

特にSE2で、バッテリー、画面、ホームボタンなど複数の修理が必要な場合は、修理費の合計が高くなることがあります。

故障箇所がバッテリーだけなら交換して使い続け、複数箇所に不具合があるなら買い替える、という考え方が分かりやすいでしょう。

中古のiPhone SEを今から買ってもよい?

中古で購入する場合は、現在所有している端末を使い続ける場合より慎重な確認が必要です。

価格が安くても、バッテリー交換や修理が必要になれば、合計費用が高くなる可能性があります。

購入前には、少なくとも次の点を確認しましょう。

  • SE2とSE3のどちらなのか
  • バッテリー最大容量
  • 本体のストレージ容量
  • Touch IDとホームボタンの動作
  • 画面やカメラの状態
  • ネットワーク利用制限
  • アクティベーションロックの解除
  • 修理歴や部品交換歴

これから数年間使う目的なら、価格差が極端に大きくない限り、SE2よりSE3のほうが選びやすいでしょう。

中古iPhone SEを買う前に確認したいポイント

買い替える前に準備しておくこと

買い替えを決めた場合でも、すぐに初期化するのは避けましょう。データ移行が終わるまで、古いiPhoneは手元に残しておくと安心です。

買い替え前には、次の項目を確認してください。

  1. 写真、連絡先、メモなどをバックアップする
  2. Apple Accountのメールアドレスとパスワードを確認する
  3. LINEなどの引き継ぎ設定を確認する
  4. 銀行・証券・決済アプリの移行方法を確認する
  5. SIMカードまたはeSIMの移行方法を確認する
  6. 新しいiPhoneでデータを確認する
  7. 古いiPhoneの「探す」を解除する
  8. 最後に古いiPhoneを初期化する

古いiPhoneの初期化は、新しいiPhoneで写真、連絡先、メール、LINEなどが使えることを確認してから行いましょう。

iPhone SEを初期化する手順と注意点

iPhone SE2・SE3についてよくある質問

iPhone SE2はもう古すぎますか?

2020年発売のため新しい機種ではありませんが、2026年10月時点でiOS 27に対応しています。普段使うアプリやバッテリーに問題がなければ、引き続き利用できます。

iPhone SE3は今すぐ買い替えるべきですか?

本体が正常に動作し、現在の機能に満足しているなら、急いで買い替える必要はありません。SE3はiOS 27と5G通信に対応しています。

iOSの対象外になったら、すぐ使えなくなりますか?

すぐに電源が入らなくなるわけではありません。ただし、時間がたつにつれてセキュリティ更新やアプリへの対応が減る可能性があります。銀行や決済など重要な用途では注意が必要です。

バッテリー最大容量が80%なら交換が必要ですか?

80%になっただけで、必ず交換しなければならないわけではありません。電池の減りが早い、突然電源が切れる、「サービス」と表示されるなど、実際の症状と合わせて判断してください。

SE2のバッテリーを交換するか、買い替えるか迷います

不具合がバッテリーだけであれば、交換して使い続ける方法があります。画面、ホームボタン、カメラなどにも不具合がある場合は、修理費の合計と買い替え費用を比較しましょう。

Apple Intelligenceが使えないと困りますか?

電話、メール、LINE、地図、Web検索、写真、キャッシュレス決済などの基本機能は利用できます。AIによる文章作成や要約、高度な写真編集などを使いたい人は、対応機種への買い替えを検討してください。

まとめ

iPhone SE第2世代と第3世代は、2026年10月時点でiOS 27に対応しています。

Appleから具体的なサポート終了日は発表されていないため、「何年まで使える」と正確な年を断定することはできません。しかし、現在の動作やアプリ、バッテリーに問題がなければ、慌てて買い替える必要はありません。

買い替えを判断するときは、次の順番で確認すると分かりやすくなります。

  1. 最新iOSに更新できるか
  2. 必要なアプリを使えるか
  3. バッテリーが一日持つか
  4. ホームボタンや画面に故障がないか
  5. 修理費が高くなりすぎないか
  6. 新しい機能を本当に必要としているか

SE2はバッテリーや故障箇所を確認しながら継続利用を判断し、SE3は問題なく動いているなら、そのまま使い続けやすい機種です。

「古いから」という理由だけで買い替えるのではなく、現在困っていることと、修理費、新しい機種で使いたい機能を比べて判断しましょう。

参考にした公式情報