メールやメモ、チャットなどで文字を入力した後、「ここを直したい」「別の場所に貼り付けたい」という場面は多くあります。
本記事では iPhone SE における「文字の削除」「コピー&ペースト」「挿入ポイントの移動」といった基本操作を、初心者にもわかりやすく解説します。
文字を削除する手順
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編集したい文字の直後あたり(または削除したい文字の前)をタップします。
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キーボードが表示されている状態で「⌫(バックスペース/削除)」キーを、削除したい文字数分だけ連続でタップします。
この操作で不要な文字を一つずつ確実に消すことができます。
また、挿入ポイントが思った位置でないときには次の「挿入ポイントの位置を調整する」手順を参照してください。
挿入ポイントの位置を調整する方法
編集したい文字の位置を確定させるために、iPhone SEでは以下の操作が有効です。
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編集画面で文字をタップし続けると、拡大鏡(ルーペ)が表示されます。 Appleサポート+1
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この拡大鏡をドラッグして、挿入ポイント(カーソル)を希望の箇所に移動します。
このようにして、例えば文の途中に文字を挿入したり、不要な文字を削ったりする際に、ハッキリと位置を確認して操作できます。
文字をコピー&ペーストする基本操作
文字や語句を別の場所で使いたいとき、以下の手順で「コピー&ペースト」ができます:
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コピーしたい文字列をダブルタップして選択します。続けてドラッグすると選択範囲を拡大・縮小できます。 Appleサポート+1
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選択が終わったら表示されるメニューから「コピー」をタップします。
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貼り付けたい位置をタップして、挿入ポイントを置きます。
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表示されたメニューから「ペースト」をタップします。
これで、先ほどコピーした文字列が貼り付けられます。
「取り消し/やり直し」機能を使う
入力・削除・貼り付けなどの直前の操作を取り消したいとき、次の方法があります:
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iPhoneを軽く「振る(シェイク)」と、「取り消し」のポップアップが表示されます。 iPhone SE 使い方解説
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もう一度シェイクすると「やり直す」が表示され、元に戻した操作を再実行できます。
この機能を知っておくと、誤入力や貼り付けミスを瞬時に修正でき、操作が格段にスムーズになります。
よくある疑問と対処ポイント
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挿入ポイントがうまく移動できない → 拡大鏡が出るまで文字を長押しし、カーソル位置を正確に動かしましょう。
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選択範囲が思った通りに広がらない → 選択後に表示される丸い「グラブハンドル」をドラッグすると細かく範囲を調整できます。 Appleサポート
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貼り付けメニューが出ない → 挿入ポイントをタップしてから少し待つとメニューが表示される場合があります。キーボード表示中に操作すると確実です。
まとめ
iPhone SEで文字を編集する際には、「削除」「挿入ポイント移動」「コピー&ペースト」「取り消し/やり直し」の4つを押さえておくと、入力作業や修正作業が格段にラクになります。
特にメモ作成やメール送信、ブログの下書きなどをスマホで行う方には、これらの基本操作を覚えておくことを強くおすすめします。