iPhone SE でも FaceTime(フェイスタイム) を使えば、Wi-Fi やモバイル回線を使って無料でビデオ通話・音声通話が可能です。本記事では、FaceTime の設定方法、通話のかけ方・受け方、便利な機能、トラブル対策までを丁寧に解説します。
目次
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FaceTime とは何か?特徴と対応条件
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iPhone SE で FaceTime を有効化する設定
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FaceTime で通話をかける方法
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通話中に使える機能(ミュート・カメラ切替など)
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受け取り側の操作と注意点
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FaceTime が使えない・つながらないときの対処法
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まとめ:まず設定すべき3ステップ
1. FaceTime とは何か?特徴と対応条件
FaceTime は Apple が提供するビデオ通話・音声通話サービスで、iPhone・iPad・Mac といった対応デバイス間で利用できます。
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通常、Wi-Fi またはモバイルデータ通信を使って通話できる
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高品質な音声・映像で通話できる
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iPhone では電話番号・Apple ID(メールアドレス)を通話先として使える
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一部国・地域・キャリアによっては機能制限がある場合もある
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通話には、相手が FaceTime に対応していることが必須
(参考:Apple サポート「iPhone で FaceTime を使う」)Appleサポート+1
2. iPhone SE で FaceTime を有効化する設定
FaceTime を使うには、まず設定で有効化し、Apple ID でログインしておく必要があります。
初期設定手順
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設定アプリを開く
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FaceTime をタップ
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「FaceTime」を オン に切り替える
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FaceTime に使用する連絡先(電話番号・メールアドレス)を選ぶ
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必要であれば、Apple ID でログインして関連するアドレスを登録
この設定を済ませると、通話をかける・受ける準備が整います。Appleサポート+2Appleサポート+2
3. FaceTime で通話をかける方法
実際に相手に通話をかけるには、以下のような方法があります。
通話発信手順
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FaceTime アプリから発信する方法
1. FaceTime アプリを起動
2. 右上の「新規 FaceTime 通話」をタップ
3. 通話相手の電話番号・メールアドレス・名前を入力
4. 「ビデオ」または「オーディオ (音声通話)」を選んで発信 -
連絡先アプリから発信する方法
連絡先を開き、相手の詳細画面で FaceTime のアイコンをタップ → 通話を選択可能 PCデポ+1 -
メッセージアプリから発信する方法
Messages アプリで相手とのスレッドを開き、右上の FaceTime アイコンをタップ → ビデオ/音声通話を選択 タイムスペース
なお、グループ FaceTime 通話(複数人での同時通話)も可能で、最大 32 人まで参加できます。Appleサポート+2タイムスペース+2
4. 通話中に使える機能(操作オプション)
FaceTime 通話中は、以下の操作が可能です:
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カメラのオン/オフ切替
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マイク(音声)のミュート/解除
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フロント・リアカメラの切り替え
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通話終了ボタン
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通話画面をタップすると操作パネルが表示
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同播共有、フィルター、背景ぼかしなど(対応 iOS では)
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FaceTime 通話を別の Apple デバイスに引き継ぐ(通話接力/Handoff)機能 Appleサポート+2アプリオ+2
これらの機能を活用すれば、より快適な通話体験ができます。
5. 受け取り側の操作と注意点
通話を受ける側では、以下の点に注意してください:
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通話着信時は「応答」「拒否」「メッセージで返信」などの選択肢が表示される
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通話中に別の FaceTime 通話や通常の電話がかかってきた場合、割り込み操作(通話を切り替える/保留する/拒否)できることがある Appleサポート+2Appleサポート+2
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相手が FaceTime 対応でない、または設定をオフにしていると、通話できない
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通信が不安定だと映像が乱れたり音声が途切れたりする可能性
6. FaceTime が使えない・つながらないときの対処法
FaceTime に関して通信や設定で不具合が起きたときのチェックポイントを以下にまとめます:
問題 | 考えられる原因 | 対処方法 |
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FaceTime がオフになっている | 設定で FaceTime が無効 | 設定 → FaceTime をオン |
Apple ID ログインがされていない | FaceTime に紐づく Apple ID が未登録 | 「設定」→ FaceTime でサインイン |
通信環境が不安定 | Wi-Fi/モバイル通信が弱い | 安定したネット回線に切り替える |
相手の設定が不適切 | 相手が FaceTime をオフにしている | 相手に設定確認を依頼 |
電話番号/メールアドレスが登録されていない | FaceTime 通話先として使える情報が設定されていない | 設定 → FaceTime → 通話可能なアドレスにチェックを入れる |
通話接力(Handoff)時に移行できない | 通話接力対応 OS でない、Bluetooth接続なし | 対応デバイス・設定を確認 |
これらを順に見直すことで、多くのトラブルは解消できる可能性があります。
7. まとめ:まず設定すべき3ステップ
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FaceTime を “オン” に設定し、Apple ID でサインイン
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発信は FaceTime アプリ・連絡先・メッセージから可能
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通話中・着信時の動作と、つながらないときのチェックポイントを把握しておく