ファミリー共有は、家族間でアプリを購入する際に利用するクレジットカードやそれぞれの位置情報を共有できる機能です。家族で共有したい情報を複数のiPhone SEやiPadで共有できます。
ファミリー共有とは
ファミリー共有を利用すれば、家族として登録したiPhone SEやiPad同士の詳細な情報を自然に共有することができます。たとえば、家族でApple IDでの購入に利用するクレジットカードを共有したり、位置情報を共有してお互いがどこにいるか一目でわかるようにしたりすることができます。保護者が、子供のアプリ購入を制限することも可能です。
Apple IDごとにクレジットカードを登録する必要がなくなり、スムーズに購入できます。
「友達を探す」アプリでは、家族の現在地が表示されるようになり、「iPhoneを探す」機能も共有できます。
ファミリー共有でできること
コンテンツの支払い承認
管理者は、グループにいるメンバーがiTunes、Store、iBOOKs、App Storeで購入したコンテンツの支払いを承認することができます。購入の承認を求める設定をオンにしておくことで、ほかのメンバーがコンテンツを購入しようとしたとき、管理者に通知が届きます。管理者は自分のiPhoneやiPad上で、購入を承認または拒否できます。これは有料/無料にかかわらず、すべてのコンテンツの購入に適用されます。なお、成人のメンバーには承認設定ができません。
コンテンツの共有
共有メンバー全員の「写真」アプリに、共有アルバムが自動的に作られます。共有アルバムにはメンバーが写真やビデオの投稿、コメントを追加でき、新しい写真やビデオが追加されるとメンバーに通知が届きます。
専用の共有カレンダー、共有リマインダー
メンバーのカレンダーが作られ、メンバー全員がイベントや予定を確認、追加、変更できます。カレンダーに変更が加えられると、通知に届きます。また、リマインダーをメンバーに送信できます。
現在地の共有
現在地を自動的にメンバーに知らせることができます。「友達を探す」アプリや「メッセージ」アプリからお互いの位置を確認できます。また、紛失したメンバーのiPhoneを探す事もできます。
13歳未満の子どものApple ID作成
13歳未満の子どもが自分のApple IDを持つことができるようになります。管理者(保護者)が子どものApple IDを作成し、ファミリー共有のメンバーに加えます。13歳未満の子どものApple IDは、作成すると自動的に支払い承認の設定がオンになります。
ファミリー共有のメンバーを追加する
①ファミリー共有の画面を表示して、「家族を追加」をタップします。
②家族のApple IDのメールアドレスを入力して、「次へ」をタップします。クレジットカードのセキュリティコードが表示されたら、入力して「次へ」をタップします。
③「登録案内済み」と表示され、相手に登録案内メールが送信されます。
④相手がファミリー共有の手続きを完了すると、メールで通知されます。
子ども用のApple IDを作成する
手順1の画面下部から「お子様用のApple IDを作成します。」をタップすると、13歳未満の子ども用のApple IDを作成できます。
家族の位置を共有する
①ホーム画面を左方向にスワイプし、「便利ツール」→「友だちを探す」の順にタップします。
②「友達を探す」アプリが起動します。位置情報に関する確認が表示されたら、「許可」をタップします。ファミリー共有したiPhoneが自動的に表示されるので、タップします。
③iPhone SEの位置が拡大して表示されます。詳しい情報を知りたい場合は、「詳細」をタップします。
④相手の居場所の詳細な情報を確認できます。