iPhone SE(第2世代)は、ホームボタン+Touch ID(指紋認証)を搭載しており、画面タップでロック解除する機能を使えるように設定できます。
この機能をオン/オフすることで、誤操作やバッテリー消費を抑えることも可能です。
この記事では、その設定方法、使い方、注意点、トラブル対処法をまとめています。
1. 指でタッチしてロック解除(Touch ID)とは何か?
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Touch ID を使って画面ロックを解除する機能。登録した指紋をホームボタンに「軽く触れるだけ」で解除できます。Appleサポート+2Appleサポート+2
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iPhone SE(第2世代)などホームボタン搭載モデルで主に利用される解除方式です。Appleサポート+1
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「指でタッチしてロック解除」という設定は、アクセシビリティの設定内でオン/オフが可能です。iPod Wave
2. 設定方法:指でタッチしてロック解除を使えるようにする手順
以下の操作で、この機能を設定・管理できます。
ステップ 1:「設定」アプリを開く
ホーム画面から 「設定」 をタップ。
ステップ 2:「アクセシビリティ」 → 「ホームボタン(またはトップボタン)」 を選択
「アクセシビリティ」→「ホームボタン」の順で進みます。iPod Wave
ステップ 3:「指を当てて開く(Tap to Open / Rest Finger to Open)」をオンにする
このオプションをオンにすると、ボタンを押さずに指を触れるだけでロック解除が可能になります。iPod Wave
ステップ 4:Touch ID の指紋が登録されていることを確認
この機能を使うには、あらかじめ「設定」→「Touch IDとパスコード」で指紋を登録しておく必要があります。Appleサポート+1
3. 機能の使い方・操作フロー
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iPhone がスリープ中(画面オフ)状態
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ホームボタンに登録済みの指を「軽く触れる」だけ
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Touch ID が認証されれば、自動的にロックが解除されます
通常はホームボタンを押す必要がなく、スムーズに画面を起動できます。
4. この機能をオフにしたい場合・利用シーン
オフにしたい理由の例
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ポケットやかばんの中で誤ってロック解除されてしまう
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バッテリー消費を抑えたい
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指紋認証ではなくパスコード入力を優先したい
オフにする手順
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「設定」→「アクセシビリティ」→「ホームボタン」
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「指を当てて開く」を オフ に切り替える
オフにすると、ホームボタンを押して認証する通常操作に戻ります。
5. よくあるトラブルと対処法
問題 | 原因 | 対処法 |
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指で触れても反応しない | 指紋がうまく登録されていない、または汚れている | 指紋を再登録、指とホームボタン表面を清潔にする |
機能がそもそも表示されない | モデル・iOSバージョンが非対応 | この機能をサポートしているか確認、最新 iOS に更新 |
誤ってロック解除される | オートタップ誤検知、設定オンになっている | 「指を当てて開く」をオフにして操作方式を元に戻す |
指紋認証の精度が低い | 指紋の一部だけ登録した、指の角度がずれている | 別の指を複数登録、認識範囲を増やして再登録 |
まとめ
iPhone SE(第2世代)では、Touch ID とこの「指でタッチしてロック解除」機能を組み合わせると、画面を起こす手間を減らし快適に使えます。
ただし、誤操作や誤解除を避けたい場面ではオフにすることも可能。
まずは本記事の手順で設定を確認・切り替えて、自分の使い方に合ったロック解除方法に調整してみてください。