ほどよいサイズ感とお手頃価格のiPhone SEは幅広い層におすすめ!
女性でも簡単に片手操作でき、小さなポケットも入る持ち運びのしやすさから根強い人気のiPhone SE。その第3世代モデルとして、新しくなった「iPhone SE」がいよいよリリースされた。
iPhone SEの第2世代とサイズはそのままに、重さが4グラムほど軽くなったボディ。それでいてプロセッサやカメラ機能などの性能はアップしている。
最大の魅力はA15Bionicを使用していることだろう。現行最新機種のiPhone13で使用されているプロセッサと同じもので、第2世代のA13Bionicより処理能力が格段に向上し、アプリを多重起動していてもサクサク動くようになった。
また、カメラ性能も見逃せない。第2世代とスペックこそ変わらないものの、iPhone13で導入された「フォトグラフスタイル」や、もっともキレイな瞬間を撮影できる画像処理システム「Deep Fusion」など、第2世代にはない魅力的な機能がいくつも追加されている。
さらには次世代通信規格の5Gに対応したことで高速通信が可能になり、リーズナブルかつ高性能なモバイル端末と進化を遂げた。
iPhone SE3(第3世代)の各部名称
1.メインカメラ(背面カメラ)
広角のみのシングルカメラ。画素数はiPhone8と同じ1200万画素。
2.背面側マイク
動画撮影時に使用するマイク。
3.LED True Toneフラッシュ
暗い場所での静止画/動画撮影時に点灯するLEDライト。
4.サイレントスイッチ
サウンドをオン/オフできるスイッチ。サイレントモードに素早く切り替えることができる。
5.音量ボタン
上下のボタンで通話時の音声やメディアファイル再生時の音量を調節する。
6.フロントカメラ(前面カメラ)
自撮りやビデオ通話用のカメラ。HDビデオの撮影も可能だ。
7.スピーカー/前面側マイク
通話時に相手の声が聞こえるスピーカー。ハンズフリー通話時のマイクにも使用。
8.Lightningコネクタ
充電やパソコンとのデータ転送に使う、Lightning-USBケーブルを接続するコネクタ。
9.底面側マイク
通話などに使用するマイク。
10.スピーカー
ハンズフリー通話や音楽/動画再生時などに使うスピーカー。
11.サイドボタン
スリープ(休眠状態)のオン/オフや、電源のオン/オフなどに使用する。
12.SIMカードトレイ
SIMカードを挿入するトレイ。付属のSIM取り出しツールを使ってトレイを引き出す。
iPhone SE3(第3世代) の特徴
1.「A15 Bionic」チップ
現行最新機種のiPhone13シリーズに使われているプロセッサ「A15 Bionic」がSE第3世代にも搭載されている。第2世代より処理能力が格段に向上し、動作が重くなりがちな高負荷がかかるゲームなどもこれまで以上にストレスなく遊べるようになる。
2.5G対応
iPhone SEシリーズで初めて次世代通信規格の5Gに対応した。5Gの対応エリアは現在も拡大しており、エリア内なら自動で5Gに切り替わり高速通信が可能になる。
ちなみに4Gと比較して、速度は20倍、遅速は1/10、同時接続数は10倍になる。
3.メモリ
第2世代のメモリ(RAM)は3GBだったのに対し、第3世代では4GBにアップグレード。
上位モデルであるiPhone13やiPhone 13 miniと同じメモリ容量に増強されている。写真を編集したり複数タブを開いているようなシーンでこれまで以上に快適に操作できるようになった。
4.カメラ
第2世代とカメラのスペックこそ変わらないもののソフトウェアが改良されたことで、新機能がいくつもの追加されている。iPhone11 シリーズから導入された画像合成技術の「Deep Fusion」iPhone 13から導入された「フォトグラフスタイル」などが使えるようになった。
5.バッテリー
第2世代のバッテリー接続時間は、ビデオ再生→13時間、ストリーミングビデオ→8時間、オーディオ再生→40時間だったのに対し、第3世代はそれぞれ15時間、10時間、50時間にパワーアップ。
スペック上は、iPhone12miniとバッテリーの接続時間は変わらない。
6.価格
iPhone SEシリーズはコンパクトなサイズでありながら安価なもの魅力のひとつ。第3世代では最新のプロセッサを搭載しつつ、価格は5万7800円〜と低価格を実現している。メインとは別にサブ機をもう1台持ちたいという人にもおすすめだ。